月別アーカイブ: 2014年4月

お客様を忘れさせない1枚の絵葉書


横浜にある、夫婦で営んでいる小さなインテリア販売会社の奥さんから伺った話です。
奥さん曰く、今年に入ってからリピーターが目立って増えたようです。
1月~6月までの半年間では、カーテンの取り付け工事件数が24件で約450万円となりました。

でも、昨年は月平均でたったの2件でした。
たまたまこの時期に注文が集中したのかも知れませんが、メーカーの情報によると、今年はどこも苦戦を強いられているそうです。
ましてや、横浜あたりは販売店が多く、激戦区で値段競争も激しい地域です。

「ウチは価格を下げると十分なサービスができなくなるから値段競争には一切参加しませんよ」と奥さん。

どうやら他店では、52%OFFの値引きをするところもあるようです。
一体、このような状況の中で奥さんはいかにして売上げを伸ばしたのでしょうか。

それは、たった1枚の絵葉書でした。

奥さんは、カーテンの取り付け工事が終わると、お客様に絵葉書のお礼状を出しています。
また、それとは別に、年に3回ほど柿やイチゴや招き猫など、その季節に合った絵葉書を送っています。
クリスマスの時期には、プレゼント付(抽選)にして。

たったそれだけです。

「値段で集まるお客は、値段で去って行くから最初から関わらないの」と奥さん。
先日もリピーターの方から「奥さんから届く絵手紙を見たら、また注文しようかなって思っちゃうよ」と電話があったそうです。

昨年と今年の違いを振り返ってみても、絵葉書を出したか出さなかったかだけです。
インテリアなどの住宅関係は特にそうですが、お客様は、基本的に一度でも関わった会社とズッと付き合いたいと思っています。
その方が安心だからです。

ところが、どこの会社もフォローが上手くできなくて、リピーター客を取り逃がしているのが現状です。

その点、この奥さんは、絵葉書を上手く使ってパイプをつないでいます。
「次はね、1人1人に3行ずつコメントを入れますよ。630人に」と奥さん。
やった者にしか分からない効果が表れる方法です。
いかに印象を残すかです。お客様は、放って置くと忘れてしまうものです。


急病で欠勤の場合、有給休暇にできますか?



IT系企業のSEです。Uターン転職して半年になります。
先日風邪をこじらせてしまい電話で連絡の上、会社を休みました。
2日間休んで出社してみると、上司に「病気欠勤の分は給与から差し引かれる」と言われました。
前職では病欠でも有給休暇が認められました。今の会社でも有給休暇は発生しているのですが、欠勤扱いで給与から控除されてしまうのでしょうか?

今回のケースですが、結論としては病気欠勤を事後に有給休暇へと振替える義務は会社にはありません。
労働基準法では「有給休暇は労働者の請求する時季に与えなければならない」
と決められていますが、休みを取りたいという意思は将来に向かってのものであり、欠勤をした後でそれをあてるというのは不合理です。
とはいえ、多くの企業で病気欠勤などやむを得ない事情の場合には、事後に有給休暇として扱うという運用を行なっていますが、これは義務ではなく会社側の特別な配慮ということなのです。

今回の場合、病気欠勤の連絡の際に「有給休暇で・・・」と一言添えていれば会社側も対応してくれたと思います。有給休暇の申請方法について、上司や人事部に確認をしておくといいですね。


プライマリーバランス【今月の教えてキーワード】


財政の健全性を示す指標で、国民から集めた税金と国債発行による歳入(収入)から国債の利払いと償還費による歳出(支出)を除いた国の収入と支出のバランスのことをいう。

「基礎的財政収支」と訳される。

日本のプライマリーバランスは、2008年度で5兆1900億円の赤字となっている。
この大きなツケを次世代へ回さず、財政の健全化を図るためには、プライマリーバランスの黒字化は必要不可欠で、重要な意味を持つ。


お客様の目線で状況を把握してみよう!


「お客様の目線で物事を見る」。これは誰もが重要なことと認識しているでしょう。そこで「お客様の目線で見る」ための具体的な例をご紹介いたします。
営業担当からの各種案内や見積書、経理からの請求書など、お客様はひとつの企業から様々な種類の情報を受け取ります。
また、最近ではインターネットを使って情報を発信している企業も増えてきています。
このように各担当ごとにお客様へ郵送物や情報を送っているわけですが、時にはお客様がどのタイミングでどのようなものを受け取っているかを確認してみてはいかがでしょうか。

とある自動車ディーラーで起きた話です。
お客様の元に自動車保険の更新案内が本社から、車検の案内は販売店から、営業担当からは新車の案内が同時に送られてきました。

お客様は「書類がごちゃごちゃになるのでまとめて送って」と営業担当に伝えましたが、当の営業担当はこれらの案内の存在を知らず、対応にもたつきお客様を怒らせてしまったそうです。

お粗末な話にも思えますが、業務の分担が進むと起こりうることです。
広報担当がブログで紹介した商品について問い合わせがあっても、販売担当が記事を見ていなかったということも往々にしてあるものです。
些細なことですが、お客様が「いつ、何を受け取っているか」を把握しておくことが、顧客満足度の向上にもつながります。