月別アーカイブ: 2014年2月

お客様が望んでいる本当の商品は、生きた情報!


私の古くからの知り合いに小さな家電販売店の社長がいます。
先日「社長の会社の商品って何ですか?」と訊ねました。
すると予想していた通り「パソコン」や「テレビ」や「冷蔵庫」という答えが返ってきました。

しかし、それはソニーのパソコンであり、パナソニックのテレビであり、日立か東芝の冷蔵庫なのです。
間違っても、そのお店の商品ではないと思います。
そう、そこにしかないサービスが、そのお店の商品なのです。
品物で差別化を計ろうとすれば、価格を下げるしかありません。
でも、そんな安易な手を打ったところで、自分のお店より大きな家電量販店に勝てるはずもありません。
小さな町の家電屋が生き残るためには、そこにしかないサービスを提供しなければ太刀打ちできません。

しかし、裏返せば、それさえできれば、どんな大手にも負けることはありません。
そう、量販店のような大きなお店は、商品を大量に仕入れて値段を大幅に下げることを、最初に考えるはずです。

そこで私は、知り合いの社長に「ハンディカムでキレイに撮影する方法」と「テレビの見方」という2つの取扱説明書を作るように助言しました。

そのお店だけのオリジナルの取説です。おそらく日本中を探しても、どこにもないと思います。
ましてや、それが「テレビの見方」ですから。

その結果、小さな町の家電屋でも値引きなど1円もしなくても、面白いようにビデオカメラやテレビが売れました。

お客様が望んでいたのは、数千円の値引きなどではなく、そのお店にしかない「生きた情報」だったのです。
そしてこれは家電販売店だけに限ったことではなく、どんな商売にでも当てはまるのではないでしょうか。
なにも難しいマニュアルを作る必要はありません。
たしかに、価格や、迅速な対応や、従業員の親切な接遇などもサービスの1つだと思います。
でもそれは、どのお店でもやっていることです。
お客様が本当に望んでいるのは、横並びのサービスではなく、そこにしかない「生きた情報」なのです。


新入社員の有給休暇はいつからもらえるの?


この春、新卒で正社員としてソフトウェア開発会社に入社しました。お盆に高校の同窓会があるため、夏休みを利用して実家に帰省するつもりです。

そこで、入社以来初めての有給休暇を取得し、夏休みを1日伸ばして帰省したい旨を上司に相談したところ、「君にはまだ有給休暇はないよ」と言われました。

私はまだ有給休暇をもらえないのでしょうか?

初めての夏休み。慣れない仕事の疲れを取り、リフレッシュして次の仕事に臨みたいですね。

有給休暇は正式には「年次有給休暇」と言い、労働力を提供しなくとも賃金が支払われるという点で休日とは決定的に異なります。

この年次有給休暇が付与される条件は、1.雇入れの日から6ヶ月間雇用契約が続いていること2.所定労働日の8割以上出勤していること大きくこの2点です。

今回のケースでは、これらの条件を満たせば、雇入れの日から6ヶ月後に10日の年次有給休暇を取得できる権利が発生します。

なお、これは法律上の最低基準ですから、6ヶ月が経過しなくても休暇を付与する会社もありますし、日数も多く与えている会社もあります。

会社の就業規則を改めて確認し、不明な点は確認してみてはいかがでしょうか。


デカップリング【今月の教えてキーワード】


アメリカ経済を世界経済から切り離す考え方。アメリカ経済が停滞しても、中国やインド、ロシアなどの新興国の経済成長が著しく、アメリカの景気と世界の景気の連動性が薄まったとされている。

しかし、2008年のサブプライムローン問題を発端とした金融危機が、瞬時に世界中に波及していることから、この考え方は影を潜め、アメリカ経済の減速で世界全体の景気が悪化するというリカップリング論が再び息を吹き返している


「ご挨拶」の使い方を見直してみましょう!


「新しくこの地域の担当になりましたのでご挨拶を」、「この度、御社の担当になりましたのでご挨拶を」。
営業の場面でよく使いますね。
これから開拓したいエリアで「飛び込み営業」をするときや、取引の糸口をつかみたい相手とアポイントを取りたいとき、この「ご挨拶を」は良くも悪くも当たり障りのない便利な言い回しです。

ところで、この「ご挨拶を」で新しい見込み客はドアを開けてくれますでしょうか。
企業の担当者は、時間を割いてくれますでしょうか。

もし、断られることが多いのなら、次の相手側の視点で自分の行動を見直してみましょう。

まずは、会ったことのない営業マンがドアホンや電話の向こうで「ご挨拶を」と言うわけですので、相手からすれば未知の人間に会うことにメリットを感じないどころか逆に身構えてしまいます。
しかも日に二度三度の飛び込み営業や電話が鳴り続けば、精神的にも負担になります。

次に、あなたが「ご挨拶を」と言うとき、その目的や先の展開を意識していますでしょうか。
もし、漫然と取りあえずの言葉を発していれば、それは相手側にも必ず伝わってしまいます。
相手の今置かれている状況を考え、丁寧に言葉をかけること。
そして「相手がいる時間」を狙うのではなく、「相手の心にゆとりがありそうな時間」を察することで出会える確率は一気に高くなることでしょう。