月別アーカイブ: 2013年9月

ダイヤモンドは、磨いてこそ価値が出る


あるスーパーの店長からお米の売り方を教えていただきました。
実は、そのスーパーもちょっと前までは、あまりお米が売れなかったそうです。
「こんなに美味しいお米なのに!どうしてお客さんは、もっとたくさん買ってくれないのだろうか?」店長は随分と悩んでいました。

そして、昨年の夏のことです。
店長は、1軒の古い喫茶店に入りました。
そのお店は、かき氷が美味しいことで評判でした。
はじめてそのお店に入った店長は、その種類の多さに驚かされました。
生イチゴや生バナナをふんだんに盛り合わせた上から濃厚なミルクが惜しげもなくかけられたものや、きな粉と黒ミツを混ぜ合わせた蟻でも糖尿になりそうな甘いシロップが滴り落ちるかき氷がズラッと並んでいました。
「これがかき氷?」と店長は漏らしたそうです。
お店の中は、若者たちで溢れていました。
喫茶店にコーヒーを飲みに来るのでもなく、カレーを食べに来るのでもありません。
わざわざ、かき氷を楽しみに来ているのです。
その値段は、600円から1000円を超えるものまでありました。

店長は、ふと思いました。
元は「水」なんだと。いくら有名な天然水を使用しているとはいえ「水」には違いありません。
それが、1000円で売れるのです。
生のイチゴや甘いシロップを使ったところで原価は知れています。
水を氷へ。氷を削ったらシロップをかけるだけです。元は「水」なんです。
いくらミネラルが豊富な美味しい水でも、「水」のままでは大して売れません。

ダイヤモンドでさえも原石のままでは、だれも見向きもしません。
磨いてこそ売れるものです。

今のカタチを変えなければと思いました。
新潟産のコシヒカリのままではダイヤモンドの原石と同じです。

もっとお客さんに身近なお米になるようにコシヒカリを炊きました。
それをおにぎりにすると白米の2倍の値段で売れました。
さらに、にぎり寿司にすると白米の5倍以上の利益をもたらしました。

いくら自分たちがいい素材だと思っていても、それが相手へと伝わらないことには1円にもなりません。
お客さんは素材ではなく食材が欲しいのです。


生きる-黒澤 明


生きる


日本を代表する映画監督である黒澤明監督の作品より。人間には存在価値や存在意義など大した問題ではなく、そこにいるだけで十分である。生き続けて下さい。


政府紙幣(日本編)【今月の教えてキーワード】


中央銀行(日本銀行)ではなくて日本政府が直接発行し、通貨としての通用力が与えられた紙幣。
中央銀行が発行する日本銀行券と同じ法定通貨としての価値を持つ。
現在、紙幣の発行はすべて中央銀行が行っているが、それに対してコインは日本政府が発行している。
その証拠にコインには「日本国」と表記されている。
万が一、景気対策の一環として政府紙幣が発行された場合、国民の通貨への信用が低下し、インフレになる怖れもある。


組織図で経営スピードを倍速化


あなたの会社に組織図はありますか?
今回は、成長過程の会社ほど「組織図が有効」というお話です。
経営が軌道に乗りさらなる成長を目指すとき、人材採用や業務提携、資金調達と社外の人に会い自分の会社や事業について話す機会が増えてきます。
その際、自社の営業内容はもちろん、現在の業務体制や今後強化したい部門、進行中のプロジェクトについても的確に相手に伝えたいものです。
このときに組織図を使うと相手に自社の状況を早く理解してもらえます。
社員数が少なくても社内の組織機能は多岐に及びます。
経営の重要事項を決定する機能、営業にも新規開拓とアフターケアがあります。
さらには、経理や人事総務、法務といった経営管理、IT部門、生産や制作、品質や納品の管理、新規事業や提携先の発掘、広報等々。
各自が担当している業務をすべて洗い出し、その目的や種類ごとに「組織」に分けて「組織図」に落とし込んでみます。
さらに各組織に属する人を書き込んでいきますが、少人数の会社の場合、もちろん「兼務だらけ」になります。
また、会社としては重点的に取り組みたいのに手が回らない業務もあるはずです。
こうして組織図ができてみると、既存スタッフの業務の割り振りや社内の課題、人材採用の方向性など、今まで見えなかった様々なものが見えてくるようになり経営課題も明確になります。


「衛生管理者」とはどのような資格ですか?


広告代理店を経営しています。創業から10年が過ぎスタッフも50名を超えました。
先日、管轄の労働局から「“衛生管理者”を選任し届け出るように」との文書が届きました。
社内に声をかけてみましたが、現状、従業員の中にはこの資格を持っている者はおりません。
新たに資格保有者を採用する必要があるのでしょうか?また、衛生管理者とはどのような資格なのでしょうか?

衛生管理者とは、労働安全衛生法で定められた国家資格で、週に1回は職場を巡視し職場で働く従業員の健康を維持するために必要な職場環境の整備を進言したり、記録の管理、従業員の衛生教育などが仕事とされています。
業種を問わず、常時50人以上の労働者(アルバイト・パートを含む)がいる事業場では専属の者を選任しなければなりません。
また、従業員数に応じて設置人数も異なります。
社内に資格保有者がいればその中から選びますが、いなければ人事総務担当の適任者の中から希望者を募り、会社がバックアップして
試験を受け資格を取得してもらうのもひとつの方法です。
なお、今回のケースでは衛生委員会の設置と産業医の選任も必要となりますので留意しておきましょう。